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移動平均線とは?押さえておくべき移動平均線の知識や使い方を解説!

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FXではテクニカル分析で使われる様々なインジケーターがありますが、その中でも特に有名なインジケーターの1つに「移動平均線」があります。

移動平均線は多くのトレーダーが使っており、非常に機能するテクニカルです。

ただ、これからFXを始める方やFX初心者の方は、

そもそも移動平均線って何?

移動平均線ってどう使うの?

といった疑問を持たれると思います。

そこで今回は、移動平均線について解説したいと思います。

これを読めば、

  • 移動平均線とは何か
  • どんな種類があるのか
  • どのように使われるのか
  • 使う際の注意点は何か

がわかりますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

移動平均線とは

移動平均線(Moving Average)とは、一定期間の値動きの平均値をチャート上に表示するインジケーターのことで、英語表記の頭文字を取って「MA」と呼ばれます。

移動平均線にはいくつか種類があったり、また「期間設定」について理解しておく必要があります。

ここでは、

  • 移動平均線の種類
  • 移動平均線の期間設定

について更に深堀って解説します。

移動平均線の種類

移動平均線の種類については、次の2つを押さえておけばOKです。

  • 単純移動平均線(通称:SMA)
  • 指数平滑移動平均線(通称:EMA)

SMAとEMAの違いは

EMAの方がSMAよりも直近の値動きに反応しやすく、トレンド転換を早めに察知しやすい

という点です。

ただ、正直そこまで大きな違いはなく、どちらを使っても大丈夫です。

大事なのは、次の2点です。

  • SMAとEMAどちらを使うか決めること
  • SMAとEMAを混ぜて使わないこと
    (SMAかEMAどちらか片方だけを使って分析をすること)

ちなみに僕は、EMAの方をよく使っています

移動平均線の期間設定

移動平均線は「20SMA」や「200EMA」といったように、頭に数字がついて表記されます。

この数字が

どのくらいの期間の平均値を出しているか

を表しています。

例えば「5SMA」の場合、

直近5本分の価格(終値)の平均値を表示させている

ということになります。

なお、移動平均線で設定する期間については多くのトレーダーが使っている期間を使うのがセオリーです。

なぜなら、多くのトレーダーが使っているということは、それだけ意識されやすい(機能しやすい)移動平均線となるからです。

移動平均線は、「短期」「中期」「長期」の3つに分類されており、よく使われる期間はそれぞれ次のようになっています。

  • 短期:5日、8日、10日、20日、21日など
  • 中期:45日、50日、75日など
  • 長期:100日、200日など

移動平均線を使う際は、主に

  • 短期と長期の2本を組み合わせる(例⇒短期:21SMA 長期:75SMA)
  • 短期・中期・長期の3本を組み合わせる(例⇒短期:21SMA 中期:75SMA 長期:200SMA)

いずれかの方法で使われることが多いです。

移動平均線の使い方

移動平均線は、次の3つの使い方ができます。

  • トレンドの方向性を把握する
  • 相場が反転するポイントを見極める
  • エントリーや決済ポイントとして使う

それぞれ解説していきます。

トレンドの方向を把握する

移動平均線が傾いている方向や、価格が移動平均線のどこに位置しているかで、トレンドの方向を把握することができます。

例えば、移動平均線が上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンド、横ばいならレンジ相場と判断します。

なお、傾きの角度が大きいほどトレンドの勢いが強いことを示しています。

また、価格が移動平均線の上にある場合は上昇トレンド中、下にある場合は下降トレンド中、価格と移動平均線が絡み合う状態ならレンジ相場と判断することができます。

上のチャートではわかりやすいよう移動平均線を1本だけ表示させていますが、

短期・中期・長期の3本を表示させ、3本の傾きやその時の価格の位置でトレンドを判断する

という使われ方が主流です。

例えばこちらのチャート。

短期:21SMA(赤) 中期:75SMA(紫) 長期:200SMA(青)
を表示させていますが、緑枠のように短期・中期・長期の移動平均線が同じ方向を向き、価格も移動平均線に絡み合っていない状態だと、強いトレンドが出ている状態(あるいは強いトレンドが出る予兆)と判断することができます。

また移動平均線の並び順も

  • 上昇トレンドならから「短期・中期・長期」
  • 下降トレンドならから「短期・中期・長期」

と並んでいると「パーフェクトオーダー」と呼ばれ、強いトレンド発生のシグナルとなります。

このように、移動平均線を使うことでトレンドの方向を把握することができます。

相場が反転するポイントを見極める

移動平均線には、

価格が移動平均線まで来ると反発しやすい

という性質があります。

こちらのチャートをご覧ください。

こちらは「75SMA」を表示させたチャートですが、ご覧のように赤丸箇所で反発しているのがわかると思います。

今回は「75SMA」を表示させていますが、実際にご自身の手でチャートを開き、「21SMA」や「200EMA」など、ご紹介した期間の移動平均線を表示させてみると、本当によく反発が起こっていることを実感できると思います。

このように、移動平均線は価格が反発しやすいので、移動平均線を使って相場が反転するポイントを見極めることができます。

エントリーや決済ポイントとして使う

移動平均線をエントリーや決済のポイントとして使うことができます。

例えば、先ほど解説した

価格が移動平均線まで来ると反発しやすい

という性質を利用し、

移動平均線の反発でトレンドの押し目や戻り目を判断してエントリー

という使い方ができます。

実際のチャートで見ると次のようなイメージです。

このように、トレンドの戻し(押し目・戻り目)が移動平均線に反発したらエントリーするという使い方ができます。

また、移動平均線を使った売買判断として、「ゴールデンクロス」「デッドクロス」と呼ばれる方法があります。

これは、短期と長期2本の移動平均線を表示させ、

  • 短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上へ突き抜けたら
    「ゴールデンクロス」と呼び、価格上昇のサインとなり「買い」
  • 短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下へ突き抜けたら
    「デッドクロス」と呼び、価格下落のサインとなり「売り」

という使い方です。

実際のチャートで見ると次のようなイメージです。

この使い方では、

ゴールデンクロスで買いエントリーしたら、次のデッドクロスで売り決済
デッドクロスで売りエントリーしたら、次のゴールデンクロスで買い決済

を行うのがセオリーです。

このように、移動平均線を使うことで、エントリーや決済の判断をすることができます。

移動平均線を使う際の注意点

ここまでの解説で、移動平均線が非常に有用なテクニカルだとお分かりいただけたのではないでしょうか?

ここまでの話を聞いて、

早速移動平均線を使ってみよう

と思われるかもしれませんが、1つ注意点があります。

それは、

移動平均線だけでトレード判断するのは危険

ということです。

なぜなら、移動平均線だけだと根拠が弱く、安定的に稼いでいくのが難しいからです。

なので、必ず他のテクニカルも組み合わせて使うようにしましょう。

トレンド転換にはダウ理論も組み合わせる、
押し目・戻り目の判断にはフィボナッチも組み合わせるなど、
他のテクニカルも組み合わせることでトレード成績を
安定させることができます

まとめ

移動平均線について解説しました。

それでは最後におさらいをします。

この記事のまとめ
  • 移動平均線とは、一定期間の値動きの平均値をチャート上に表示するインジケーターのこと
  • 移動平均線の種類には主に次の2つがある
    単純移動平均線(通称:SMA)
    指数平滑移動平均線(通称:EMA)
  • 移動平均線は「短期」「中期」「長期」の3つに分類されている
  • 移動平均線の使い方は主に次の3つ
    トレンドの方向性を把握する
    ⇒移動平均線の傾きや位置でトレンド判断
    相場が反転するポイントを見極める
    ⇒価格が移動平均線まで来ると反発しやすい
    エントリーや決済ポイントとして使う
    ⇒移動平均線の反発でトレンドの押し目や戻り目を判断してトレード
     「ゴールデンクロス」や「デッドクロス」でトレード
  • 移動平均線だけでなく、他のテクニカルも組み合わせて使うこと

移動平均線は冒頭でもお伝えしたとおり、非常に多くのトレーダーが使っており、その分かなり有効なテクニカルです。

今回の記事を参考に、ぜひ移動平均線を活用してみてください。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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